BLOG 019:必須炭水化物ってあるの?

BLOG 019:必須炭水化物ってあるの? 150 150 オーガスト

このブログを始めて、早数ヶ月が経ちました。
読んでくれている皆さん、どうもありがとうございます。
さて、ここ数ヶ月に渡り、必須栄養素について長々と話してきましたが、「オーガスト、いったいいつまで必須栄養素について話すつもり?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、必須栄養素は、僕たちの健康にとってそれほど大切なのです。

人間は、必須栄養素を摂らなければ生命を維持することはできません。
よって、必須栄養素を理解することなしに、健康な食生活を手に入れることは不可能と言ってもいいでしょう。
日常生活で、「好きなこと」や「したいこと」の他に、生きていく上で「しなければいけないこと」がありますよね。
必須栄養素は、人間の健康を維持する上で、まさに「食べなければいけない」欠かせない栄養素なのです。

これまで、必須栄養素であるビタミン、ミネラル、水分、必須脂肪酸(脂質)、必須アミノ酸(たんぱく質)のお話をしてきました。

今回は、三大栄養素の一つである炭水化物に注目して、必須栄養素との関係性と正しい知識をお伝えしていきます。

まず皆さんにズバリ言いたいのは、炭水化物は必須ではないということ。

そう、炭水化物は必須栄養素ではありません。
そもそも、必須炭水化物なんていうものは存在しないのです。
(ちなみに炭水化物は糖質です。消化のプロセスで、グルコース、フルクトース、ガラクトースという糖類に分解されます)

人間の身体は、糖質がなくても生命を維持できると科学で証明されています。(しかし、長年、糖質制限を実践してきた僕から言えることは、糖質制限をするなら、その分多くの油を摂る必要があるということ。糖質に代わる身体の「燃料」を油から摂るようにすることが大切です。)

糖質を完全に食事からなくす必要はまったくありません。
ただ、僕が皆さんに知っておいてほしいのは、「糖質が健康な身体作りにおいて必須ではない」ということです。
摂取量さえきちんと守れば、毎日の食事で糖質を楽しんでも、健康を害することはありません。
さらに、もしあなたがアスリートや運動量の多い仕事をしている人であれば、一般の人と比べて、より多くの糖質を摂ったとしてもエネルギーとして使い切ることができます。

とはいえ、原則的に、一回の食事で食べてもいい糖質の量は、「握りこぶし一個分」と覚えておきましょう。
この量を守れば、食べ過ぎや血糖値が急激に上がる心配もありません。
白米や玄米、薄力粉パンや全粒粉パンなど、種類が変わったとしても、糖質の摂取量において「握りこぶし一個分」という量に変わりはありません。

砂糖やその他甘味料の使う際は、一食あたり小さじ2分の1を目安に、使用量を控えれば大丈夫。
それが白砂糖であろうが、ブラウンシュガー、はちみつ、ココナッツシュガーであろうが同じこと。糖類は、いったん体内に入ってしまえば、それが白砂糖なのかはちみつなのかは関係ありません。なぜなら、人間の身体は、どんな糖を摂ったとしても、グルコースまたはフルクトースとしてしか識別できないから。(乳製品に含まれるガラクトースがありますが、最終的に体内でグルコースに変換されます)

「じゃあ、果物は大丈夫でしょう?」
そう思っている方は、次回お話する内容を読んで驚かれるかもしれません。
なぜなら、真実は、あなたの思っているほど“甘く”はないからです。

来週のブログ:「フルクトース(果糖)の真実」