BLOG 088: 健康に良い植物油の正しい選び方 part 3

BLOG 088: 健康に良い植物油の正しい選び方 part 3 820 312 オーガスト

健康に良い植物油を選ぶとき、注意深く検討すべきことはまだあります。
ベストな製品でなければ手にする意味がありません。
少しでも条件に満たなければ、あなたやあなたの家族にとって十分とは言えませんよね。

これらの重要なステップはそれぞれ、本来なら生産側の全責任であるべきです。
もちろん、確かに信頼できる企業はありますが、購入する製品の品質を僕たち一人一人が確認することは、僕たち自身にとって、なお良いのではないでしょうか。
正しい選択をすることは、僕たちがより健康になり、よりスマートな消費者になることにつながります。
この努力は、それだけの価値があるのです。

《健康に良い植物油を選ぶためのポイント》…続き
6.パッケージング(製品の外装):
油を光から保護できる容器に入れる必要があることはよく知られています。
したがって、ほとんどの良質なオイルを見ると分かるように、それらは暗い色のボトル(遮光瓶など)または缶に入れられています。

しかし、ここでも例外があります。
それがココナッツオイルです。

ココナッツオイルは、酸化安定性に非常に優れたオイルなので、光から保護する必要がありません。
実際にその安定性は、空気にさらされた場合でも同様です。

ご存知のとおり、オイルが酸化する主な原因は、空気への露出です。
そして、ほとんどの植物油は、かなりの速さで酸化してしまいます。
開封後空気に触れてから約3ヶ月〜6ヶ月が、ほとんどの天然植物油の平均寿命です。

ただし、一価不飽和脂肪酸の割合が高いオイル(オリーブオイル、アボカドオイル、マカダミアナッツオイルなど)は、安定性が比較的高く、開封後約6ヶ月〜9ヶ月は保存が可能です。
一方、ココナッツオイルは最も安定した天然植物油であり、12ヶ月間空気にさらされても安全と言えます。

とは言え、油はできるだけ空気にさらされないように保護することが肝心です。
したがって、上部が狭い瓶(または他の種類の容器)は、上部が広い瓶よりも優れています。
なぜなら、空気にさらされる表面積が大きいほど、酸化のスピードが速まるためです。

また、使用後は必ずキャップ(または他の上部)をしっかりと締めるようにしましょう。

7.輸送と保管:
これは、オイル製品の品質を評価するときに見過ごされがちな問題です。
誰もが知っているように、オイルは熱にさらされると(温度とその熱にさらされた時間を含め)不安定になり、酸化しやすくなります。
そこで、皆さんは、輸送中に輸送コンテナやトラックの中がどれほど熱くなるのか疑問に思ったことはありませんか?
外気温が25度の場合、コンテナ内または配送トラックの背面は50度にまでなることがあります。
ココナッツオイルやオリーブオイル、アボカドオイルなど、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の両方が多い油は、周囲の温度が高くても比較的安定していますが、多価不飽和脂肪酸が多い植物油はそうではありません。
最も一般的な植物油は、多価不飽和脂肪酸が豊富なものが多いです。

さらに、熱や空気の両方にさらされたとき、特に壊れやすい多価不飽和脂肪酸の種類は、オメガ3です。
それは、すべてのオメガ3系脂肪酸の分子構造の本質によるものです。
これこそ、亜麻仁油などの植物油が、輸送中および店内において、冷蔵保存されるべき理由です。

では果たして、スーパーなどで目にする亜麻仁油が、冷蔵輸送用コンテナと冷蔵トラックで輸送されたと思いますか?
ましてや、スーパーで冷蔵保存されていますか?
食品製造および輸送における多くの企業の無責任さには、しばしば非常に失望させられます。

 

これで「健康に良い植物油の選び方」についてのシリーズ3部が完結です!

今回ご紹介した植物油に加えて、グラスフェッドバターやグラスフェッドギー、ダックファット(鴨油)、オーガニックラードなどの非植物油も、健康的な食卓には欠かせない定番オイルとしておすすめです。

最後に、すべての植物油(ココナッツオイルを除く)は、高温調理には理想的ではありません。
強火で調理する場合はバターやギー、ダックファット(鴨油)、またはラードを使用するようにしましょう。

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