BLOG 141: アトランティックサーモンか、パシフィックサーモンか。違いはある?

BLOG 141: アトランティックサーモンか、パシフィックサーモンか。違いはある? 820 312 オーガスト

体に良い食べ物としてよく知られているサーモン。
サーモンは間違いなく、バランスの取れたタンパク質と重要なオメガ 3 脂肪酸 (EPA & DHA) の優れた供給源と言えます。

しかし、僕たちはどんな食品を食べる上でも《その食品に含まれるすべてのものを食べている》からこそ、食品に含まれる汚染物レベルも考慮に入れる必要があります。

さらに、サーモンの場合、海は地球上で最も汚染された環境の一つであることから、アトランティックサーモン(別名:タイセイヨウサケ)とパシフィックサーモン(別名:タイヘイヨウサケ)のどちらが良いかという選択において、何か違いがあるのでしょうか。

まず、大西洋は太平洋よりも汚染されていることを覚えておきましょう。 (この問題については、以前のブログを参照ください)

第二に、ほとんどすべてのアトランティックサーモンは養殖されています。
とはいえ、すべての養殖されたサーモンが安全でない、または栄養価が劣っているわけではありませんが、ほとんどの大西洋のサーモン養殖場は恐ろしいやり方を採用しています。

海底に固定された檻には、最大で100万匹のサケが詰め込まれています。
サーモンは収穫できる大きさになるまで、これらの檻で2~3 年過ごします。
また、これらの檻は非常に混雑しているため、魚はさまざまなウイルスやウミジラミによって引き起こされる病気にかかりやすくなっています。
その病気を予防するためには、大量の殺虫剤と抗生物質が使用されます。
もちろん、これらの毒素は養殖されたサケだけでなく、周囲の海洋環境も汚染します。

しかし、これほどまでの殺虫剤や抗生物質を使用しても、サーモンの約 15%~ 20% が収穫前に死んでしまいます。
これは言うまでもなく、途方もない「無駄」でしかありません。
この損失は、家畜された鶏 (5%) や牛 (3.3%) の場合と比較してみても明らかでしょう。

一部のパシフィックサーモンは、アトランティックサーモンと同様に養殖されていますが、幸いなことに、天然のパシフィックサーモンを購入する機会は、まだあります。
旬の鮭は日本(北海道産)で入手できます。
タスマニア産サーモンも安全で、健康的な選択肢の一つです。

結論として、アトランティックサーモンは避けることをお勧めします。

一部のアトランティックサーモンは安全かもしれません。
しかし、その安全性を証明するためには、試験結果をラベル付けする必要があります。
ほとんどの養殖されたアトランティックサーモンは、スコットランド、ノルウェー、カナダから輸入されています。
ただし、一部は、太平洋沿岸の国 (チリ)からも輸入されていることにも注意してください。

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