旬ではない食べ物を避けることに関して、僕はかなりうるさいです。
例えば、よっぽどのことがなければ、冬にスイカを食べることを勧めたりはしません。
スイカは夏の果物ですからね。
しかし、今回ご紹介する科学的根拠によって、スイカを一年を通して食べることが、特に運動を定期的に行う人にとって賢い選択であると納得させられました。
またこれは、心血管の健康を改善したいと考えている人にとっても有益です。
科学的に証明された事実としてあるのは、一酸化窒素が血管機能を調節する役割を果たすということです。
そして、アミノ酸アルギニンが、一酸化窒素の合成に必要不可欠であることも知られています。
これらの事実が誤解を生み、多くの人々は、心血管の健康を改善するため、もしくは、ワークアウト前のサプリメントとして、アルギニン(L-アルギニン)のサプリを摂取するようになってしまいました。
しかし、残念ながら、アルギニンは、ほとんどが内皮を通過する前に分解されてしまうため、この方法はあまり効果的とは言えません。
さらに、アルギニンを摂り過ぎると腎臓にダメージを与える危険性もあります。
そのため、より効果的な方法は、アミノ酸シトルリン(L-シトルリン)を摂取することです。
シトルリンは、消化の過程でアルギニンに変換されます。
しかしその際、アルギニンと同様に、シトルリンも、過剰に摂取すると腎臓に負担をかける場合があるので注意しましょう。
▶︎参照リンク
よって、シトルリンを適量かつ安全に摂取する賢い方法は、アミノ酸を最も多く含む食品であるスイカを食べることです。
▶︎参照資料 Watermelon on vascular health
2025年最初のブログ記事でした!
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