BLOG 047: 僕とアサイーのストーリー

BLOG 047: 僕とアサイーのストーリー 820 312 オーガスト

このブログを書きながらとても悲しい気持ちでいっぱいです。

今アマゾンの熱帯雨林で起きている火災。

そのニュースを見るたびに本当に胸が痛くなります。

2019年は、アマゾン地域が火災により破壊された災難の年と言えるでしょう。
悲しいことに、これらの火災は、牛を飼うための森林伐採や、その牛の飼料用の大豆を栽培するために、人間により意図的に計画されたものがほとんど。
ブラジルは、世界最大を誇る牛肉の輸出国ですが、世界中で高まる牛肉(安い牛肉)の需要は、世界最大の熱帯雨林を破壊することにつながっています。

アマゾンを守るために僕たちにもできることがあります。それは、僕たちが、ブラジル産牛肉を「買わない」選択をすることです。

ブラジル産牛肉だけに限ったことではありません。
持続不可能な方法で調達されたすべての安価な牛肉は、「買わない」ことでボイコットしましょう。
▶︎参考記事

 

アマゾンの熱帯雨林はとても広大です。

アマゾンに向かう機内。
僕は休むことなく5時間、窓の外に広がる大自然の姿を目に焼きつけるように見つめ続けました。

僕はその光景を今でも鮮明に覚えています。
そして、一生忘れることはないでしょう。

窓の外に見えたのは、果てしなく広がる緑の世界。

日本全体の約13倍の大きさ。
それがこの熱帯雨林の大きさです。
飛行機の窓からその巨大さを初めて目撃したとき、言葉を失うと同時に、敬意の念を抱きました。

本来なら、景色など見ずに、眠っていてもおかしくはない状況でした。
東京からアマゾンまで、実に30時間以上かけて旅をしてきたわけですから。

最終目的地はベレン・ド・パラ。
これが最後のフライトです。

 

ベレンはアサイー文化の中心地。

アマゾン地域のさまざまな部族文化では、少なくとも300年以上に渡りアサイーが食べられてきました。その上、アサイーは、彼らの主食として食べられてきたという歴史があります。
このこと自体、非常に興味深いことです。

なぜなら、果物を主食としてきた伝統文化は存在しないからです。

通常であれば、果物には糖質が豊富に含まれているので、果物を主食として食べることは健康にとってよくありませんよね。

しかし、アサイーは違います。
アサイーに含まれる糖度はごくわずか。
その代わりに、さまざまなアミノ酸やミネラル、健康的な脂肪酸が含まれています。

まさに、アサイーは正真正銘のスーパーフードなのです。
▶︎ポリフェノールを含むアサイーの栄養成分に関する研究記事

 

アサイーは、アマゾン地域固有のヤシ科の植物です。

アサイーの木は、高さ20〜30メートルに成長し、長さ6,400 kmの世界最長の川、アマゾン川流域に生息しています。
僕はこの目で、その強大な川が流れるの見ましたが、そのスリルある光景は圧巻でした!

 

翌週には、経験豊富なクライマーが、背の高いアサイーの木に登り、直接手でアサイーの実を収穫するのを見たり、ベレンの地元の市場を訪れました。

 

市場では、毎朝300トンのアサイーが売られています(日曜日を除く)。

 

アサイーの輸出を専門とするいくつかの加工工場にも直接足を運びました。
そこで信頼できるサプライヤーと出会い、契約を交わすことができました。

さらに、光栄なことに、アサイーに関する最初の教科書を監修した、パラ大学のRogez教授とも時間を過ごすことができました。

 

最初の旅を終えてから5年間、僕はアマゾン地域やベレン・ド・パラへ足を運び続けました。
僕のアマゾンへの旅は合計6年に渡ります。

 

ブラジリア(首都)の環境省も訪問しました。
そこでは、アサイーとアマゾンの熱帯雨林と部族文化の保護との関連性について学びました。
また、サンパウロ大学の教授との対談では、アサイーの抗酸化力の特性に関するさらなる科学的研究の情報を共有することができました。

旅の終わりに、とても嬉しいことが起こりました。
ブラジル政府から、新鮮なアサイーを日本に持ち込む許可が正式に下りたのです。

僕はすぐさま持ち帰ってきたアサイーを使い、静岡県立大学で独自の実験を行いました。
そしてついに、アサイーの非常に高い抗酸化力とその貴重なポリフェノールのバイオアベイラビリティ(生物学的利用能)の両方の主張を検証することができたのです。

それが、シアニジンです。

最後に、
静岡大学教授、熊澤氏に心より感謝を申し上げます。
こうして、アサイーの研究を成し遂げることができたのは、彼の貴重な知識と協力のおかげです。

 

▶︎僕のアマゾンの旅を記録した動画がこちら
ご覧になってみてください。

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